AHCCの成分や安全性について

AHCCとは、一言で言うとどんな健康食品ですか。

人間には本来、自分の身体を健康に保つ免疫力がありますが、その免疫力を活発にする成分を濃縮した健康食品です。

AHCCのデータを入手することはできますか。

AHCCのデータは、学会や論文での発表が中心です。また、各種書籍や専門家による講演会など、情報は大変豊富です。
弊社、株式会社グランヒルは、AHCCの製造元である(株)アミノアップ化学主催のAHCC研究会での研究報告をもとに、実際に臨床で使用された豊富なAHCC関連データを検証しています。研究報告をそのまま配布は致しておりませんが、ご質問にはお答えできますので、お気軽にお尋ねください。

AHCCの成分を教えてください。

キノコは免疫力を活発にする働きのある食品ですが、特に有効成分の多いキノコの根(菌糸体)を培養して、特別な方法で抽出したもの(酵素を使って分解したものを熱抽出したもの)がAHCCです。
微量の各種ビタミンやミネラル類などとともに、AHCCの成分の50%近くを占めているのが糖質で、その大部分は多糖類です。多糖類は単糖のように直接的な栄養素ではなく、体の機能を調節する働きをする物質です。多糖類にはβ-グルカンやα-グルカンなど、細胞性免疫を高めてサイトカインを誘導する作用があります。
特にAHCCの成分のアセチル化α-グルカンは、AHCCの免疫賦活作用の主役と考えられています。

AHCCの安全性は、どのように確認されていますか。

安全性の確認をするための急性毒性試験などは、動物実験で行われています。GLP(Good Laboratory Practice:化学物質等の安全性評価試験)によって行われております。
通常AHCCの摂取量は1日あたり1~3gですが、ラットを用いた実験では人間に換算して600gもの大量投与をしても毒性はみられませんでした。
また、AHCCの製造工場は、HACCP、IS09002などの国際品質規格を取得しており、医薬品対応の設備が導入されています。徹底した品質質理のもとに製造されており、きわめて安定した品質を保っているといえます。
AHCCの臨床研究は非常に豊富で、安全性を確認した多くの報告がなされています。

AHCCの原料である担子菌とはどようなものですか。

簡単にいえばキノコのことです。キノコは生物学的には真菌に属していて、食用になるキノコは基本的に担子菌です。キノコ類には昔から、がんに対する効果がいわれているものがありますが、AHCCはそのようなキノコ(担子菌)の効果をさらに高めるために、菌糸培養と酵素によってその中の有効成分を抽出したものです。

他のキノコ製品とはどのように違うのでしょうか。

抗がんキノコと言われているアガリクスやマイタケ、メシマコブなどとAHCCとの最大の違いは、多糖類の成分です。
AHCCはキノコの菌を長期タンク培養しており、この際にアセチル化α-グルカンという成分が産生されます。他のキノコ製品に含まれるβ-グルカンは消化吸収されることなく、腸管刺激によって免疫力を高める作用があります。これに対し、α-グルカンは消化吸収される成分で、直接的に細胞免疫性を高めるものと考えられています。